異次元超人

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一流シェフのファミリーレストラン(原題:The Bear)の話

 一流シェフのファミリーレストラン、というドラマがディズニー+では見られるのだけどこれが面白かった。

 主人公は高級レストラン(イタリアンだったかな?)で働いてたシェフ。彼が、亡くなった兄の大衆食堂の経営を立て直す為に奮闘するというストーリー。

  このドラマの何がいいってとんでもなくテンポがいい点だ。欧米のドラマにはやたらシーズン数を重ねた作品が多いイメージを持つ人もいると思う*1。でもこの作品の場合は一話が30分前後の尺な上、全8話でスッキリ終わる*2

 それに中身も物凄いスピード感で進む。メインの舞台となるキッチンでは、各キャラクター達が目まぐるしく動き回る。ついでにみんなイライラしてるからキッチンは常にfワードが絶えない。

 じゃあ肝心のドラマ部分はどうなの?テンポの良さの犠牲になっているのでは?って疑問を持つかもしれないが、全然そんなことない。

 今まで馴染んできた環境が急に変わってイライラする、相手に対して感情的に当たってしまう、そんな誰しもが経験し得る問題に対してなんとか向き合おうとする登場人物の姿は尊い

 当たり前な顔して出てくる銃やヤクの売人、ポンポンでてくるfワード、面食らう要素かもしれない。でも、このドラマの芯の部分で描かれていることにはきっと共感できると思う。

凄くいいドラマだし気軽に観れるので、ディズニー+入ってる人は是非観てください。

*1:実際どうなのかはおれにはわからない。海外ドラマをあんまり見ないから……

*2:シーズン2の配信は決定してる