異次元超人

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マイクロギャラクシースコードロン タイ・ファイター (micro galaxy squadron tie fighter)

タイファイターの玩具の紹介です。


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ジャズウェアズってとこが出してるマイクロギャラクシーってシリーズのウェーブ1に含まれる商品となります。


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文庫本と比べるとこんな感じのサイズ感


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パイロットの塗装は結構テキトーなんですけど、親指の先ぐらい(画像は人差し指)の大きさしかないんで全然気になんないです。


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うら側


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パイロットを乗っけるとこんな感じ。ちゃんと綺麗な球形になります。取り出す時も機体下部から押し出せるようになってるので安心。


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パネルと本体は取り外し可能です。収納するときに便利。 

 

 特筆していい点はないですが、2000円強で買えるので気になった方やタイがお好きな方は是非。楽しいオモチャですよ。

 国内だと大手通販サイトは結構このシリーズ取り扱ってるみたいです。トイサピエンスとかおすすめのショップね。

以上です。

 

一流シェフのファミリーレストラン(原題:The Bear)の話

 一流シェフのファミリーレストラン、というドラマがディズニー+では見られるのだけどこれが面白かった。

 主人公は高級レストラン(イタリアンだったかな?)で働いてたシェフ。彼が、亡くなった兄の大衆食堂の経営を立て直す為に奮闘するというストーリー。

  このドラマの何がいいってとんでもなくテンポがいい点だ。欧米のドラマにはやたらシーズン数を重ねた作品が多いイメージを持つ人もいると思う*1。でもこの作品の場合は一話が30分前後の尺な上、全8話でスッキリ終わる*2

 それに中身も物凄いスピード感で進む。メインの舞台となるキッチンでは、各キャラクター達が目まぐるしく動き回る。ついでにみんなイライラしてるからキッチンは常にfワードが絶えない。

 じゃあ肝心のドラマ部分はどうなの?テンポの良さの犠牲になっているのでは?って疑問を持つかもしれないが、全然そんなことない。

 今まで馴染んできた環境が急に変わってイライラする、相手に対して感情的に当たってしまう、そんな誰しもが経験し得る問題に対してなんとか向き合おうとする登場人物の姿は尊い

 当たり前な顔して出てくる銃やヤクの売人、ポンポンでてくるfワード、面食らう要素かもしれない。でも、このドラマの芯の部分で描かれていることにはきっと共感できると思う。

凄くいいドラマだし気軽に観れるので、ディズニー+入ってる人は是非観てください。

*1:実際どうなのかはおれにはわからない。海外ドラマをあんまり見ないから……

*2:シーズン2の配信は決定してる

バッドバッチシーズン2 6話まで見て

 スターウォーズのスピンオフアニメ作品であるバッドバッチ。今年の1月4日からシーズン2の配信が開始されているのだが、しばらく見ずに放置。もう6話も溜まっていることに気づいて慌てて一気見した。すごくいいアニメだと思う。

 おれがそれに気がついたのはこのアニメの第2話「戦争の爪痕」。この回では、任務で訪れた惑星の住人のことを「分離主義者」と呼んだテクに対し、現地住人のおじさんが「わしらは分離主義者ではなくセレノア人だ。戦前から存在している」と述べる。テクは少し間を置いてから「考えたこともなかった……」と答えた。

 おれはこのシーンを見てほんとに興奮した。戦前から存在している、という台詞は、クローン戦争の為に産み出されたテク達クローントルーパーとの対比を表しているのは明らかだ。 

クローントルーパーの持つ"生物としての歪み"に対してスターウォーズはこれまで何度も言及してきた。

「俺たち/彼らは戦いの為に産み出された存在だ」と。

 ただ上に書いたこのバッドバッチの台詞のように、クローンを文化的、歴史的なバックボーンを持たない存在だと置く解釈は初めて見るものだった。*1この事実はクローン達が社会と繋がることがどれだけ難しいか、それを実感させた。

 このようなクローンの解釈を念頭に置いた上、バッドバッチs1の終盤、全てのクローンの故郷たるカミーノの施設が帝国によって破壊されたのを思い出してほしい。

 これはただでさえ国も文化も持たず、宗教を持たないクローン達は故郷をも失ってしまったということだ。

 そしてシーズン2の3話に登場するクローン兵、コーディ。彼は212大隊に所属しているクローン特有の黄色いペイントを失い、白黒カラーになっていた。クローンたちは所属する部隊からも切り離されようとしているのだ。

 そんな彼らは帝国に所属する事でかろうじて社会と繋がれている。

  じゃあその帝国を裏切ったバットバッチはどうなんだ?

 彼らもシドのお陰でなんとか生活できている。しかし、シーズン2では1話で帝国がこのまま支配域を広げればシドの商売はお終いなこと、4話でシドはそのうちバッドバッチを裏切るかもしれないことが示唆されている。

 シドがいなくなったバッドバッチはどうなるのか、反乱軍やその他反帝国組織に入るのだろうか。そうかもしれない。

 しかしそんな未来はおれにとって悲しい。彼らは戦う為に共和国によって生まれた。そして生みの親から完全に離反した後もシドの元で傭兵のようなことをして身をたてている。

 シドがいなくなった後も彼らには戦士としての道しか残されていないのだとしたら、それは辛すぎる。

 希望があるとすれば、バッドバッチs2の中の各種描写だ。

 5話、オメガはトレジャーハンターとしての才能を評価された。4話、テクはレーサーとして一流の腕を見せた。

 少なくともこの2人は戦いから離れてもやっていけそうに見える。

 エコーはなんだか帝国批判的な言動が目立つ。彼は反乱の為戦うのかもしれない。

ハンターとレッカーはまだ分からない。

バッドバッチシーズン2はまだまだ未配信のエピソードが残っている。そこで語られるのかもしれない。

 ボバフェットは自らのスピンオフドラマに置いて、タスケンレイダーと交流することで自らのアイデンティティを再構築し、タトゥーインの大名となることで、父親から受け継いだ賞金稼ぎとしての生き方から脱却した。

 バッドバッチの皆も、彼のように上手くいってほしいが……

 また今後に控えるマンダロリアンs3も気になる。孤児であったディンは、チルドレンオブザウォッチというカルトに 所属している。

ディンはチルドレン〜の戦士であり続けるのか、それとも全く別の道を歩むのか。

 

 

*1:おれはレジェンズ、反乱者たちの一部エピソード、テイルズオブジェダイ、レゴスターウォーズシリーズ、その他コミックとノベルをまだ見てない状態でこの記事を書いている。なので異論あるファンの方もおらっしゃると思います。